郵便局で手続きのできる手軽な保険「かんぽ」。養老保険をはじめとする保険商品が扱われています。ここでは養老保険についての情報と,最近の保険事情についてまとめています。
郵便局を窓口として手続きをしていた「かんぽ」。加入の際の制約が少なく,近くの郵便局で申し込みができる手軽さから「簡易保険」と呼ばれていました。2007年10月の郵政民営化によって「かんぽ生命保険」として発足し,生命保険業務を引き継いでいます。保険内容は旧簡易保険のものとあまり変わらず,名称のみを変更した形になっています。養老保険もその一つで,普通養老保険の新フリープランと,特別養老保険の新フリープラン2倍保障型・5倍保障型・10倍保障型,特別養老保険の新一病壮健プランの合わせて5つの保険商品が扱われています。満期の際の満期保険金と死亡の際の死亡保険金が同額の形になる保険です。
かんぽの養老保険は,生存中の満期時には満期保険金が受け取れる保険です。契約期間は普通養老保険の場合10年から30年まで,特別養老保険の場合10年から20年まで,新一病壮健プランの場合は10年まで設定することができます。それで,10年以上支払う必要のないお金を積み立てるという意味合いで加入する人が多くいます。特別養老保険では,死亡保険金を2倍・5倍・10倍にできるプランもあります。また,病気の人も加入できる新一病壮健プランもあり,今まで病気を理由に保険に加入できなかった人に人気があります。保険金額は,普通養老保険で100万〜1000万円,特別養老保険で200万〜1000万円の範囲で加入することができるようになっています。
前述の通り,10年程度の期間貯蓄をする目的では,養老保険は適していると言えます。死亡保障という点から言うと,平均寿命が短かった頃には,養老保険加入中に死亡して保険金を受け取れる,という点でのメリットがありました。しかし,平均寿命が延びた今日では,定年後早い時期に満期となるため,老後に保険に加入していない状態になってしまいます。その欠陥を補ったのが終身保険ということになります。この終身保険の登場によって,それまで一番人気であった養老保険は,他の形態の保険に取って代わることになりました。また,高額な保障を得ようと思うと保険料も高くなるため,安い掛け金で十分の保障を受けられる保険に,人気が移っているのが実情です。
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